
Country
■概要■
メルク大陸の最北、深い森に囲まれた島がある。そこはエルフ一族が統べる国。ヴァンタレン・コードッサ。
争いごとは好まず自然と魔法が調和し、自然に則した生き方が特徴の牧歌的国家である。ユグドラシル大陸の地図に記載はない。記載されない程の小さな島であり、他国から身を隠すように島全体に結界が敷かれ、外界から常には見えないようになっているためである。
海沿いは氷に包まれた世界であるのに対し、内陸へ入るにつれ大樹のもつ力の影響で、温暖な季節で言えば春に近い気候が保たれている。
■入国■
島へたどり着くには海上からか、もしくは魔法を用いたポータルでのみと、今の所はなっている。
海上からわたる場合は海の氷を砕く機能を持つ船が必要となり、容易には往来出来ない。
また空上からは判別が出来ないため、飛来での来訪は難しい。
またポータルについても、自国独自のポータルを用いてでしか入国が許されないため、訪れる者の数は少なく稀である。
■ポータルについて■
ポータルは精霊の加護の元魔法により形成されている物である。
自国には2つ(王族用と国民用)。友好国には王族への専用ポータルを設置させてもらっている。
ヴァンタレン国から旅人となり出ていくエルフ達の為に、各大陸には隠しポータルを設置してあり(一般には見えない)、
それぞれ目的地へ近い大陸のポータルから旅立つ事になる。
またポータルも先に述べた様に、精霊に由来するもの故、稀に精霊の気まぐれやいたずらで旅人を迷い込ませてしまう(ポータルを通してしまう)事があるため、完全なものではない。同種族や予定している者以外がポータルを通りヴァンタレンへ来訪してしまった場合、先ずは王への謁見を求められる事となる。王の許可を得なければ滞在できない。
■結界について■
結界については王のみが敷く事が出来る。ただしこの結界も残念ながら完全なものではない。島全体を隠す事と対象が大きなものに対してに注力するために、小舟等単体で密かに入国される等対象が小さい場合は防ぎきれない事がある。(全部防げない訳ではない。)故に主に石を盗みに来る盗掘者がいる。
故にたどり着いて最初に直面する凍てつく森にも結界が施してあり、森に認められない物は一生彷徨い続け出る事ができずそのままそこで息絶える様になっている。(森が許したものは国の内部へと到達できる。)
■種族■
ヴァンタレンのエルフは1000年を生きると言われており、それゆえ外界との時の進み方が違う事もあり、隔絶した生き方を選んだ。しかしながら、外界の移り変わる時の流れと共に、自国へ資源を盗みに来る者が近年増え、他国と開かれた国交をするべきではないかという事が一族のここ数百年の議題となっている。
■治政■
王と各一族の長(始祖から派生した1の共通祖先を持つ血縁集団の長)による半君主制国家である。(最終的決定権は王にある為)
保守的な一族であるが故に、一族の血が濃くなりすぎて子が生まれにくくなっている事が問題となっている。
(他国の血を混ぜれば、純粋なヴァンタレンのエルフではなくなる事を危惧する長達の猛反対により、話し合いは棚上げとなっている模様。)
また、他国の技術的進歩により、王の力だけでは防ぎきれない網の目をかいくぐって訪れる他国の盗掘者に、自国の開国による正規の価格での交易を図りたいと王は考えている。
(こちらも、他国に対してあまり興味のない長達により、話し合いの話題にすら上げられないでいる。)
■組織・機関等■
王族 粛清兵団 王立ワイナリー 王立養蜂所 その他随時追加予定
People
一族の祖は、今も島の中心にそびえる『始祖の大樹』と呼ばれるニレの木から生まれたと言い伝えられているが、その真偽は定かではない。
一族全てがエルフであり、それぞれが4大元素(火・水・土・風)のいずれか1つ、精霊の祝福と共に生まれてくる。
他国から自国への干渉がない限りは、他国への関心度は低くゆったりと流れる時の中で、穏やかに暮らしている。
狩りが得意で目や耳が良い者が多い。自然に即して生活を送っている為、無駄な命を摘む行為を嫌い、そういう行為を行う者は外界へと容赦なく追放する冷徹な一面も。また、保守的で同族の絆が強い事もこの一族の特徴である。
余談ではあるが、同族が外界へ旅立つ時はその無事を祈り大きな宴が催される。
ヴァンタレンのエルフが死すと、その肉体から加護が解き放たれ始祖の大樹へ還っていきます。誰かの加護がニレの木へ戻ると
大樹はその枝葉を揺らし、共鳴するように島の木々も揺れ、島の人々皆が仲間が旅立ったことを知り、命の混沌へ戻っていく魂にその新たな旅立ちを祈る慣習があります。(具体的にはCultureのページをご覧ください。)